2013年 11月 21日
「のこされた動物たち」写真展に行った話
写真家の太田康介さんの写真展に行ってきました。
テーマが「のこされた動物たち」
まちねこいずむ番外編が思ったより長引いて
当日はあきらめました。
そして、どうしても太田さんに伝えたかったことがあったので
急きょ、エリザベス号を飛ばして行ってきました。
※写真OKもらったのでちょっとずつ掲載します。
以前、んーーー。
たぶん去年やったと思うんですけど
三条寺町上がったところのギャラリーで
太田さんの同様の写真展へ出向いたことがありました。
あのときは、まだまだわたしも純粋やったのかなぁ
くるみちゃんの写真見て
倒れている牛を見て
涙堪えるのに、必死でした。
昨日は、なんというか
冷静に見た、というか
ああ、まだこんな状態かって思ってみてました。
ぶっちゃけ。
慣れって怖いなぁと思った。
庭の鎖につながれたまま死んだ犬。
猫のミイラ。
死んだ牛を食べて生き残るほかの動物たち。
震災が起きてから、
たくさん動物関連に携わってきました。
もうね、3年ですよね。
でもね、まだ全然なんですよね。
いまでも一生懸命原発に近い区域の猫を
生かそうと必死になっている人たちがいる。
それだけで、胸打たれませんか?
それとも、自分は幸せだからどうでもいいですか?
なんかね、住む世界がね違う人が多すぎる気がする。
温度差ってやつ。
わたしは関西に住んでいるから余計かもやけど
まわりはもう、震災忘れているよ。
そんな雰囲気です。
でも、太田さんのブログ見てるとね
まだまだ必死で生きようとしている猫
猫だけじゃなくイノシシも、
交配しちゃったイノブタも、
アライグマも、タヌキも。
みんな生きてるの、増えているの。
増やした原因はなに?
生かして減らそうとしなかったのは誰?
もう、本当にああいう写真と
太田さんの一言ずつを読んでたら
怒りというより、疑問が湧きあがる。
もともとね
わたしは、こういう写真展は
わたしみたいな個人活動家とかじゃなく
ふっつーの人、家庭抱えてるご主人とか
子ども連れのお母さんとか
感受性の強い小学校高学年~中学生くらいとか
どんどん見てほしいと思ってました。
もちろん、それは今でも思ってる。
しかも、昨日実際に家族連れが多かったと思う。
せやけどね
わたしらみたいに毎日がむしゃらに走り続けてる
個人活動家も、愛護団体に携わっている人も
おんなじように、こうやって
定期的に、大事な大事な写真を見ることで
あの辛さを思い出して
再度奮起すべきじゃないのかなぁと思いました。
って、勝手な言い分。
とにかく。
震災はまだ終わってない。
ずっと震災なのです。
それがすごくわかった写真展でした。
追記:知恩院さん、金持ってんなー!←
お手洗いが高級ホテル並みのきれいさでした!
(嫌味です)
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by machinekoism
| 2013-11-21 17:05
| 原発地域の動物云々